診療科の先生から遠隔読影を導入するようにリクエストされた

2020 6/22

CTやMRIなどの画像を放射線診断専門医ではなく、各診療科の先生がご自身の領域を読影されるという医療機関も多数存在します。

例えば、胸部CTなら呼吸器内科の先生、頭部のMRIなら脳神経外科の先生が、という具合です。

 

あくまで一般論としてですが、例えば呼吸器内科の先生の指示のもと胸部CTを撮ったとします。胸部と一口にいっても、人間の体は明確に「ここからここまでが胸部でここから先は腹部です」と別れているわけではないので、肺の検査を目的に胸部を撮影しても、肝臓の一部が写ったりもします。

仮に、写り込んだ肝臓にやや気になる病変があった場合、消化器にも精通されている先生であれば問題ないかも知れませんが、ご自身の診断に不安を覚えられるケースも無いとは言い切れません。

 

そんな時こそ画像診断の経験が豊富で、各診療科の症例を横断的に診断できる、放射線診断専門医が活躍するわけですが、放射線科の先生がおられないのであれば、遠隔画像診断を利用するという選択肢が浮上してきます。

 

こういったケースの場合、放射線診断専門医が作成する読影レポートの質が一層重要になってきます。誤診や見落としのリスクを減らすために依頼するのに、読影したドクターが一緒になって見落としていては話になりません。

 

ご懇意にされておられる先生で、質の高いレポートを素早く書いてくださる方がおられれば、ぜひその先生にご相談されてみてください。画像とレポートのやり取りにはLOOKREC(ルックレック)を使っていただければ大変便利です。

初期導入費用もほとんどかけずに利用開始できますし、読影される先生も場所を問わずに、いつでもどこでも読影できます。

 

しかし、もしそういった先生が身近におられないのであれば、エムネスの遠隔画像診断サービスをご検討ください。LOOKRECを使って、質の高いレポートを素早くお返しすることが可能です。

エムネスには常勤で12名の放射線診断専門医が所属しており、日々、全国の医療機関からの読影依頼をこなしています。

読影内容に対して質問があれば、読影を担当した本人へ主治医の先生から直接お電話いただくことも可能です。

 

常勤のドクターが、責任を持って一件一件丁寧に読影し、分かりやすいレポートを書いているので、下請け的に「安く沢山こなして欲しい」というご要望には添えない部分もあるかも知れません。

逆に、前述のような主治医の先生の心強い相談相手としてご活用いただければ、最大限にお役に立てるはずです。

患者さんのためになるかどうかということを最優先で考えてきた結果、現在のようなスタイルに辿り着きました。

 

昨今、遠隔読影の会社も多数存在していますが、各社それぞれに特色や得手不得手があることと思います。用途・目的によって依頼先を使い分けてみるのも一つの手かも知れません。

そんな折、エムネスの遠隔画像診断サービスにご興味がおありでしたら、ぜひ一度お問い合わせください。

目次
閉じる